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ドン ペリニヨン×レディー・ガガ 第2弾ブランドキャンペーン

テーマは「創造の進化」 PVも公開中

最高醸造責任者ヴァンサン・シャプロン
レディ・ガガー

レッドカーペットを歩いても、ストリートを歩いても、お店に入っても、入らなくても、何をやっても全てがニュースになるのがミュージシャンでありアーティストのレディー・ガガである。2023年3月12日に開催された世界最大の映画の祭典・米国アカデミー賞はアジア勢の賞獲得が話題を独占し、他のパフォーマンス等はあまり話題にならなかったが、どっこいガガ姉さんは別格である。レッドカーペットでは上半身が透けたシースルーのブラックドレス姿に黒の囲みアイライン、発色のよい赤リップで登場しては歓声が起こり、主題歌曲のステージのパフォーマンスでは、ゴージャスからから一転。パーティメイクを落とし、「すっぴんメイク」にブラックTシャツ&ダメージデニムというシンプルなスタイルで登場した。パフォーマンスでは「トップガン マーヴェリック」の「Hold My Hand」を歌いあげ、会場からのスタンディングオベーションを受けるなど、さすがの存在感を見せつけていた。彼女の一挙手一投足はとにかく話題になり、その動向はチェックされている。そのレディー・ガガさんが2021年よりクリエイションを融合してきたシャンパンがある。言わずと知れた「ドン ペリニヨン」である。こちらも全てがニュースになるシャンパン界の雄の1本である。両者による今回で二回目になるブランドキャンペーンがスタートしている。
一つのテーマのもとそれぞれがそれぞれの物語を綴りながら、一つの物語を紡いでいった。それはときに緊張感のあるシナジーを生み出し、ドン ペリニヨンはヴィンテージで体現して、レディー・ガガはパフォーマンスで表現するという手法で我々にそれを魅せてくれた。今回のキャンペーンテーマは「創造の進化」だという。ドン・ペリニヨンの最新作「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2013」とレディー・ガガのパフォーマンスは何を対話しているのか?
ドン ぺリニヨンの最高醸造責任者であるヴァンサン・シャプロンとレディー・ガガは、このコラボレーションを「芸術を創作活動の形態」としてイメージしているという。そのインスピレーションの閃きの先にはアーティストとしのガガさん、常にそのときの最高を表現し続けるドン ペリニヨン、両雄たゆまぬ努力、献身、それに熟練の技術(クラフツマンシップ)が必要であることは必要不可欠のことという点に共鳴しているのだろう。

ヴァンサン・シャプロンの創造とはドン ペリニヨンの優れた技術とは自然との対話に根ざしており、ブドウの樹を理解する。そしてそれは四季を通じてブドウを支え育てるブドウ畑で働く人々の献身的な労力も必要になってくる。ヴァンサン・シャプロンは、それぞれ個性を持ったブドウの果汁を選別し、ドン ペリニヨンの“時”を超えた創造理念と理想のハーモニーが見い出されるまで何度もアッサンブラージュを繰り返し、8年以上の熟成期間をかけて完成させていく。
一方のレディー・ガガの創作活動は4歳の時にクラシックピアノを習い始めたことによりスタート。17歳の時、それまで世界で20人しか早期入学が許されていなかったニューヨーク大学の芸術学部に入学し、音楽を本格的に学び、その後の彼女の芸術をパフォーマンスする姿勢には常に理想を求め続けていることに異論を挟む方は少ないだろう。
両者に共通するのは厳格で綿密な作業を通じて、己が理想とする創造の進化へと歩み続けているところらしい。そんなドン ペリニヨンとレディー・ガガが日々の創作活動を積み重ね自身の限界に挑戦することにより、さらに進化したコラボレーションを展開するのが今回のテーマでもあるのだろうと想像する。
発表されたレディー・ガガとドン ペリニヨンの動画
「ドン ペリニヨン×レディー・ガガ : 創作活動へのインスピレーション」
ドン ペリニヨンを象徴するブドウ畑のシークエンスから、レディー・ガガのピアノの演奏により幕を開ける。そして、フランス、シャンパーニュ地方のマルヌ川を見下ろすように建つ荘厳な建物、サン=ピエール・オーヴィレール修道院の回廊でダンサーたちの荘厳な舞へとつながる。この修道院は7世紀に設立され1668年に修道士であったドン・ピエール・ペリニヨンがシャンパーニュ製造の歴史に変化をもたらした場所。ディー・ガガは、この修道院が何世紀にもわたって培ってきたシャンパーニュの創作活動と革新性を彼女なりの表現した映像という趣なのだろう。

ドン ペリニヨン x レディー・ガガ : 創作活動へのインスピレーション
サン=ピエール・オーヴィレール修道院
回廊

 ヴァンサン・シャプロンは「ドン ペリニヨンとレディー・ガガは2021年よりお互いのクリエイションを融合することにより、創造の限界へと挑戦し続けてきました。今年度は、創造的なプロセスにおける“創作活動”の重要性について焦点を当て、ドン ペリニヨンの最新ヴィンテージ「ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2013」と共に展開されます。ドン ペリニヨンが理想とする美学は、17世紀にドン・ピエール・ペリニヨンが“世界最高のワインを作る”こと。しかしこの目標は完全に達成されることのないものです。ヴィンテージを重ねるごとに感動を生むハーモニーを創造したい、という熱意がドン ペリニヨンの原動力となっているのです。レディー・ガガは異なる顔を使い分け、実験的に声音を変え、詩情溢れる歌詞をクリエイトし、劇中人物へと変身する。レディー・ガガ自身が宣言しています『人生唯一で不変なもの、それは変化』」と語っている。
ちなみに余談。ドン ペリニヨンの「2265年ヴィンテージ」をご存知だろうか? 映画「スター・トレックⅦ ジェネレーションズ」でオープニングの進宇式の時に宇宙空間でシャンパンの瓶が飛んできてエンタープライズ号に当たるシーン。そのシャンパンが「ヴィンテージ2265」というエチケットが映し出される。未来永劫ドン ペリニヨンは愛されるのである。

ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2013
ドン ペリニヨン ヴィンテージ 2013は、10年近い熟成を経ていよいよ登場した。今回のレディー・ガガとのコラボレーションもそう簡単に完成できなかったことと同じように、ヴィンテージ2023にはかなりの労力と時間を費やした創作活動の成果として我々の前に登場した。まず、ヴァンサン・シャプロンは、補完的でありながら相反する側面であるボリューム感と酸味の異なる要素を組み合わせる相反する要素をアッサンブラージュによって方向性を構築し、同時にこのアッサンブラージュは、ドン ペリニヨンのクリエイティビティの第二の側面である、“時の流れ“を加味したうえで構築された発想に基づいてもいるという。
ヴァンサン・シャプロンは想像力を駆使し、熟成という長い時がワインに与える影響を予測することにより、調和のとれたアッサンブラージュへ行き着いたのだろう。このプロセスが、ヴィンテージ 2013の芸術性にさらなる高みを生み出したのだろう。約10年の熟成期間を経て、真髄であるエレガンス、繊細さ、そしてドン ペリニヨンのクラシカルなスタイルを備えたシャンパーニュとして我々の前に登場した。もちろん価格もそれにふさわしい高額ではあるが、飲んでみる価値は十分過ぎるインパクトをあたえてくれるだろう。

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