ワインに合う簡単レシピ Vol.41 トマトとアンチョビーのパイ、モッツァレラチーズとルッコラのサラダ仕立て
![](https://www.whynot-web.jp/wp-content/uploads/2024/04/オレンジワイン③河井-1024x875.jpg)
ポップなラベルが目に留まったこちらのワイン。
南イタリアの、地図でいうとかかとの部分に位置するプーリア州で造られたオレンジワインです。
柑橘の橙(だいだい)を思わせる明るいオレンジ色の外観。
口に含むと黄桃やオレンジの皮の香りを感じ、
酸はやわらか、そしてオレンジワインらしい優しい渋みが後味に続きます。
全体的に丸く親しみやすい印象のこのワインに合わせたのは
熱々の野菜のパイに冷たいフレッシュチーズとシャキシャキのルッコラを合わせ、
サラダ仕立てで楽しむ一品。
南イタリアの灼熱の太陽を屋外のテーブルでこんなパイと一緒に楽しみたい!そんなイメージで作りました。
野菜のパイと言ってもひと工夫。
このワインの果実味と渋みには、ぎゅっと凝縮した野菜の旨味が欲しい。
そこでパイにたっぷり敷き詰めた生トマトに
さらにドライトマトのオイル漬けとアンチョビーを散りばめ旨味と塩気を足しました。
生のトマトはフレッシュなジューシイさを、
オイル漬けのドライトマトは味噌のような凝縮した旨味を、
アンチョビーは魚介系の旨味と塩気をそれぞれ持ち寄り、
ワインの多面的な味わいに寄り添います。
そこにフレッシュなモッツアレラチーズと
ピリッと辛みのあるルッコラをたっぷり。
ルッコラはより辛みの強いセルバチコ(野生種)を選ぶのが私好み。
これ一品でサラダとメインを兼ねるので
あとはワインを開けるだけ!!
テラスに出たくなるようなお天気の休日に
オーブン任せのこちらのパイはいかがでしょうか?
![](https://www.whynot-web.jp/wp-content/uploads/2024/04/オレンジワイン①河井-1-600x1024.jpg)
カンティーネ・インペラトー
オレンジワイン ダイダイ 2021
イタリア/プーリア州
品種/パンパヌート60% マルヴァジア40%
参考価格/1,999円
材料(2人分)
![](https://www.whynot-web.jp/wp-content/uploads/2024/04/材料写真オレンジワイン河井-1024x768.jpg)
冷凍パイシート(20×20㎝) 1枚
トマト 中2個
ドライトマトのオイル付け 20g
アンチョビー 10g
タイムの枝 約2本
モッツァレラチーズ 100g
ルッコラ ひとつかみ
オリーブオイル 大さじ2
作り方
![](https://www.whynot-web.jp/wp-content/uploads/2024/04/工程①オレンジワイン河井-1024x768.jpg)
① 冷凍パイシートを麺棒でひとまわり大きくのばし、フォークで全面に穴を開ける
![](https://www.whynot-web.jp/wp-content/uploads/2024/04/工程②オレンジワイン河井-1024x768.jpg)
② 約3㎜にスライスしたトマトを①全体を覆うように並べる。その上にドライトマトのオイル漬けとアンチョビーをちぎって散らす。タイムの枝を乗せオリーブオイル大さじ1をまわしかける。
![](https://www.whynot-web.jp/wp-content/uploads/2024/04/工程③オレンジワイン河井-1024x768.jpg)
③ 予熱した200度のオーブンで約15分焼く。
![](https://www.whynot-web.jp/wp-content/uploads/2024/04/完成写真①オレンジワイン河井-768x1024.jpg)
④ 熱い③のパイにモッツアレラチーズとルッコラを乗せ、黒胡椒を振りオリーブオイル大さじ1をまわしかける。