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WINE

「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」×「ベルナルド」コラボボトルが完成

コレクション「MCMLXVI」

フランス・リモージュ発高級磁器ブランド「ベルナルド(BERNARDAUD)」

リモージュはフランス中部にある都市。そしてリモージュとその周辺でつくられる磁器はリモージュ磁器と呼ばれている。最大の特徴はその製法で、素焼きしたものに絵付けをする通常の方法とは異なり、白い生地に絵付けをしてからそれを焼き付けるという19世紀後半から行われている手法で作られている。ワインラヴァーならばシャンパーニュをイメージしてほしい。シャンパーニュ地方で作られたものしかシャンパーニュと呼べないように、リモージュと呼べるのはこの地で作られたもののだけ。「ベルナルド」はこの地で始まり現在も100%ここで造られている、今年で創業160年を迎えるフランスを代表する磁器ブランド。そして、昨年12月青山・骨董通りに念願のフラッグシップ店がオープンした。

ベルナルドの食器は世界の高級ホテルや三ツ星レストランでも使用されている。その愛される理由は、職人的もの造りへのこだわりはもちろんだが、それと同じくらい進取の精神が強いというところにもあるようだ。
それは「料理のトレンド」は時代と共に変化する、ゆえにその変化する世界観を表現できる相応しい食器を造り続けているということだ。また、芸術家やデザイナーとのコラボレーションにも積極的である。これは、フランスのラグジュアリー・ブランドとしてコラボから新たな世界が生まれ、ラグジュアリー文化を広めていくという単なる磁器ブランドに収まらない広がりを見せている。例えば、高級化粧品のパッケージや高級ブランデーのボトルをはじめ、インテリア関連のファサードなども手掛けている。

カリフォルニアワインの祖・ロバート・モンダヴィ・ワイナリー

ロバート・モンダヴィといえば「高品質なカリフォルニアワイン造りの父」といわれた人物。カリフォルニアでワイン造りを始めた1966年当時、カリフォルニアワインは大衆向けという評価が低い存在だった。そこから、ヨーロッパの先達たちの伝統と技術を最新テクノロジーやマーケティングの専門知識と組み合わせ、1960年代末には低温発酵、ステンレスタンクやフランス産オーク小樽での熟成などを導入して、ロバート・モンダヴィ・ワイナリーは高品質なワインを造りだした。また、カリフォルニアに多くのワイン醸造技術を広め、カリフォルニアを世界の銘醸地に押し上げ、それがひいてはカリフォルニアワインの父と言われる所以となったのだ。なお、日本ではメルシャンがロバート・モンダヴィ社製造のワインの販売を行っている。

またワイン造りだけではなく、ワイナリーでジャズやクラシック音楽のコンサート、美術品の展示会を開催するなど、さまざまな形でカルチャーシーンにも大きな影響力を発揮してきた。

「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」と「ベルナルド」という、それぞれ明確な信念を持ったブランドがついにコラボレーションすることになったのは、ある意味当然の結果かもしれない。

そして完成したコレクション「MCMLXVI」

リモージュの職人50名とロバート・モンダヴィの3名のワインメーカーそれぞれがブドウ畑とワインからインスピレーションを受け、リモージュ磁器でできた限定マグナムボトルが完成した。

コレクション名は「MCMLXVI」(※ローマ数字での年の記述法。MCMLXVIは1966年のこと)。1,966本限定の精巧にデザインされたリモージュ磁器の1.5Lボトル入り限定シリーズ。3名のワインメーカー、ジュヌヴィエーヴ・ヤンセンス、トーマス リバース・ブラウン、アンディ・エリクソン によって造られたワインが3種類のボトルに収められている。ブレンドはナパ バレーの象徴的なトゥ カロン® ヴィンヤードから供給されている。

「ト・カロン」はロバート・モンダヴィブランド最高峰のシリーズ。『ト・カロン』(カリフォルニア・ナパヴァレーのグラン・クリュと表現する人も多い)の畑名を冠したこのリザーブは同社のアイコン・ワインでもある。甘いダークチェリーや濃く凝縮したブラックベリーのような果実味を持ち、土を感じさせる複雑さ、トーストしたオークやヴァニラ、スパイスの風味の余韻が持続する。

ロバート・モンダヴィ・ワイナリー ト・カロン・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン リザーブ
A.V.A. オークヴィル
品種/カベルネ・ソーヴィニヨン97%
   プティ・ヴェルド2%
   その他1%
参考価格/37,200円

ジャンヴィエーヴ・ジャンセンス。
ロバート・モンダヴィ・ワイナリー最高醸造責任者。
2010年Wine Enthusiast誌「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選出される。
【品種】カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン 主体
【限定本数】665本

【醸造家】
アンディ・エリクソン。
ナパ・ヴァレーの数々の有名ワイナリーをコンサルティング。ナパ・ヴァレー・ヴィントナーズ理事会会長。
【品種】カベルネ・ソーヴィニヨン主体
【限定本数】581本

【醸造家】
トーマス・リヴァ―ス・ブラウン。
パーカー、ワインスペクテーターで100点を幾度となく獲得。ナパのハイ・エンドを代表する「四大百点醸造家」の一角。
【品種】カベルネ・ソーヴィニヨン100%
【限定本数】730本

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