文/山田 靖
まだ暑さが残る8月23日(土)の夕暮れ、銀座並木通りに佇む「ハイアット セントリック 銀座 東京」にて、フランス・シャンパーニュ地方を代表する名門《パイパー・エドシック》が贈る、一夜限りの特別なシャンパーニュ・パーティー。しかもこの日は、フランス本国からCEOのステファン・デコー氏が来日、直接彼の言葉で、メゾンのフィロソフィーに触れられるまたとないスペシャルな日。

CEOのステファン・デコー氏
グラスの中で踊る泡。その泡とは歴史と情熱と革新が生んだ“芸術(シャンパーニュ)”。そして、この日、主役となるのは、世界中の映画祭やレッドカーペット、セレブたちにも愛され続けるシャンパーニュ・メゾン、パイパー・エドシック。
このメゾンの魅力は、ただ華やかなだけではない。1785年創業という長い歴史を持ち、王妃マリー・アントワネットに愛され、女優マリリン・モンローの“目覚めの一杯”としても知られる存在。それはつまり、誰かの特別な瞬間を、いつもそっと支えてきたシャンパーニュなのである。
きらめく泡と、うつろう空の色。
イベントは17時スタート。トワイライトからマジックアワーへと移り変わるこの時間帯の銀座には、昼とも夜ともつかない不思議な静けさがある。
高層ビルに映る夕日、やさしく流れる風、人の声もどこか落ち着いていて──その雰囲気がシャンパーニュにはよく似合う。まるで日常と非日常の狭間に立っているような、トワイライトの“間(ま)”の美しさ。その光に包まれながら、冷えたシャンパーニュのグラスに手を伸ばす瞬間の特別感といったら。想像しても贅沢なときに違いない。
そのパーティでグラスに注がれるのは6種類のシャンパーニュと、希少な2種類のスティルワイン。

特に注目したいのは、メゾンの神髄とされる「エッセンシエル」シリーズの3種。「エクストラ・ブリュット」「ブラン・ド・ブラン」「ブラン・ド・ノワール」を並べてテイスティングできる機会は、ワイン上級者には至福の時を、ワイン初心者にとっても貴重な学びの場。どれが自分の好みに合うのか、実際に味わいながら見つけてほしい。

さらに、メゾンの自由な挑戦を象徴する「オール・セリィ」シリーズからは、シャンパーニュ地方の名醸地・アイとアンボネーで育まれた黒ブドウ、ピノ・ノワールを使った白ワイン(コトー・シャンプノワ)が登場。シャンパーニュの奥深さとテロワールの個性を、泡のない形で体感するという、そこには新しい発見があるだろう。そう、ワイン初心者にとってこのワインの体験はセレンディピティな出合いが待っている。
会場となる「NAMIKI667」は、並木通りを望む開放感あふれる空間。洗練されながらも肩肘張らず、ワイン初心者でもリラックスして楽しめる雰囲気も魅力。1時間半という濃密な時間のなかで、シャンパーニュに少しずつ親しんでいく——それはまるで、新しい誰かに出会って、少しずつ距離を縮めていくような体験。その体験の価値は、ただ飲むだけでは終わらない“記憶に残る泡の夜”をくれるはず。さらに、参加者にはECサイトで使える特別なクーポンも配布され、イベントの余韻を自宅でも味わうこともできる。
華やかで、でもどこか知的で、奥ゆかしい。そんなパイパー・エドシックの魅力を、五感で感じる1日。
この夏の締めくくりに、“ちょっと大人な時間”を探しているあなたへ。グラスを片手に、シャンパーニュ、パイパー・エドシックの世界へ、一歩足を踏み入れてみませんか?
パイパー・エドシック シャンパーニュ・パーティー
開催日時:2025年8月23日(土)17:00〜18:30(受付16:45〜)
会場:ハイアット セントリック 銀座 東京(NAMIKI667)
東京都中央区銀座6-6-7
定員:40名/会費:14,300円(税込)
申し込みは下記サイトより(外部サイト)