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WINE

6月23日、コノスルのウルトラプレミアムワインを味わう、特別な一夜。 現CEOトーマス・ドメイコ氏来日、ワインディナー開催

文/山田 靖

「コノスル」というとラベルに描かれた自転車を思い浮かべる人は多いだろう。
日常の食卓に寄り添う一本として、多くの人に親しまれ、何を選んでも間違いない味わい。しかも気取らない。そんなキャラクターが、日本でも広く浸透しています。
けれど──。
コノスルの物語は、それだけで終わらない。

6月23日月曜日、東京・上野。フレンチの名店「The Arts Gujion by L’écrin(旧・ブラッスリー レカン 上野)」で開かれる一夜限りのワイン会では、その“先”を体験していただけます。

参加申し込みは下記PEATIX(外部サイト)にて申し受けます
https://conosurwineparty.peatix.com

「コノスル」とは?
チリのワインメーカー、コノスルは自転車のロゴで知られています。そのロゴにはもちろん意味があって、コノスルのブドウを育てるひとたちは、排気ガスなどを、少なくとも走行中は出さない自転車で畑をまわって、ブドウの世話をしているのです。公式サイトには、「自転車は、コノスルの「環境への取り組み」を象徴しています。自転車は農夫たちが毎日葡萄畑を動き回るときの移動手段。環境を守り持続可能な農法を実現する為、農夫たちは「自然な方法」として自転車に乗り、広大な葡萄畑を移動しています。」と書かれています。
オーガニック、ISO認証、二酸化炭素排出量の削減と相殺、コノスルはよいワイン造りのために、サステイナブルな環境づくりをしているブランドなのです。
そのコノスル、巨大な生産者であり、南北に長いチリの、中央あたりから北にかけて、いくつもの畑をもち、適地適作の考え方で、バラエティ豊かな品種を栽培しています。そして、畑を重要視するコノスルのプレミアムなワインは、この畑のこのブドウ品種、という、土地の特徴を強く表現したものになってゆきます。

今回登場するワインはコノスル渾身の作品。
ブランドの中核を担うウルトラプレミアムの「20バレル・リミテッド・エディション」、そして頂点に位置するアイコンワインの2本、「オシオ」「シレンシオ」。これらのワインが皆様のまえに登場します。
どれもが、“日常に寄り添うコノスル”のイメージをくつがえす深みとスケールを持ち、世界のファインワインと肩を並べる完成度を湛えています。
ワイン用ブドウ栽培の楽園ともいわれるチリの日照量に恵まれ湿度の低い気候、寒流の流れる冷涼な太平洋と夏でも雪を頂くアンデス山脈に挟まれた細長い国土、そしてさまざまな土壌など、世界でも稀な立地条件、収量を制限したブドウ。そこに、フランスからの学びも取り入れた醸造技術が加わる。
これまで“コノスル=フレンドリーワイン”と思っていた人こそ、最も驚くかもしれません。 しかもこの夜は、それぞれのワインに合わせて、The Arts Gujion by L’écrin(旧・ブラッスリー レカン 上野)のシェフが構成するペアリングコースが用意されます。重層的な味わいを引き出す料理とともに、ワインが静かに、その真価を語りはじめます。

今回皆様にお楽しみいただくワイン 左から
「コノスル 20バレル リミテッド・エディション ソーヴィニヨン・ブラン」
「コノスル 20バレル リミテッド・エディション シャルドネ」
「コノスル 20バレル リミテッド・エディション カベルネ・ソービニヨン」
「コノスル オシオ ピノ・ノワール」
「コノスル シレンシオ カベルネ・ソーヴィニヨン」

今回、もうひとつのハイライトが。
チリから来日する、コノスルCEO トーマス・ドメイコ氏。ブランドのフィロソフィー、畑への思い、そしてこの夜のワインについて、彼自身の言葉で語ってくれます。貴重なワインを味わいながら、コノスルが持つドラマ、バックグラウンドを直接ワイナリーの最高責任者から直接話しを聞くことができる体験はそうできることではありません。今回のワイン会に参加される方のみが体験出来る機会です。

コノスルCEO トーマス・ドメイコ氏

「チリというテロワールにしか出せない味わいがある」

すでにチリでは、チリでしか表現できないワインの姿、ブドウ品種と産地特性の組み合わせの妙を追求したウルトラプレミアムクラスのワインが続々と生まれています。

今回のワインディナーではコノスル最高峰のプレミアムな2本が登場します。

コノスルの頂点、プレミアムチリワインの「シレンシオ」はカベルネ・ソーヴィニヨンの名産地マイポ・ヴァレーのなかでも、とりわけカベルネ・ソーヴィニヨンに適したアルト・マイポのカベルネ・ソーヴィニヨンを使い。「オシオ」は冷涼なカサブランカ・ヴァレーのなかでも、朝霧がゆっくりとブドウを熟成するエル・トリアングロのものが中心。土壌の条件もふくめ、チリのピノ・ノワールを切り開いた、先駆的ワインです。今回「オシオ」は「2020年」と「2021年」の2ビンテージの登場します。

また、各ワインの味わいはレカングループの総支配人兼エグゼクティブソムリエの近藤佑哉さんに解説頂きます。

近藤佑哉さん

ワインを飲むことは静かな対話でもあります。
誰と飲むか、どこで飲むか。何を感じるか。
その一杯を通じて、土地の記憶や造り手の情熱と出会う。そんな感覚が、ひと晩の中に詰まっています。

コノスルが好きだった人も。
まだ一度も飲んだことがない人も。

この夜のテーブルには、それぞれの“コノスル観”をリセットする力があります。ぜひ、コノスルとのセレンディピティな出合いの場に御参加ください。

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山田_yamada 靖_yasushi

Why not?マガジン編集長。長くオールドメディアで編集を担当して得たものをデジタルメディアで形造りたい。座右の銘は「立って半畳、寝て一畳」。猫馬鹿。年一でインドネシア・バリのバカンスはもはやルーティン。

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