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A.O.C.ロゼ・ダンジュ(Rose D’Anjou)

A.O.C.ロゼ・ダンジュ(Rose D’Anjou)

代表的なロゼワインも紹介

ロゼ・ダンジュ(Rose D’anjou)はロワール渓谷地方のアンジュー地区で生産されるロゼワイン。ロワール渓谷地方はフランス最大の大河ロワール川によって形成された渓谷沿いに広がる産地。数々の名城が現存していることから「フランスの庭園」とも呼ばれ、2000年にはメーヌ川からシュリー=シュル=ロワールまでの渓谷の主要部分がユネスコの世界遺産に登録された(登録名は「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」)。アンジュー地方ロワール川の河口から80km内陸のメーヌ・エ・ロワール県県庁所在地のアンジェ市と40km上流に遡るソミュール市の周辺に広がる産地。メーヌ・エ・ロワール県の大半にあたる126市町村とドゥー・セーヴル県の14カ村、ヴィエンヌ県の9カ村からなる広大なアンジューA.O.C.があるが、その中には小さなA.O.C.を内包する。土壌は主にアンジュー・ノワールと呼ばれる色の濃い片岩。気候は海洋性気候。フランスの三大ロゼワイン(ロゼ・ダンジュ、プロヴァンスロゼ、タヴェル)と称され、ロゼの代名詞と言われるほど世界的にも人気の高いワイン。ロゼ・ダンジュはアンジューA.O.C.その小さなA.O.C.の1つで非発泡性ロゼ。品種はカベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン、コット、ガメイ、グロロー・グリ、ピノー・ドーニなどの品種を用いたワインに認められるA.O.C.。美しい色調と飲みやすくさわやかな口当たり、残糖7g/ℓ以下で甘口なロゼ。


ロゼ・ダンジュACならこの1本
バルトン&ゲスティエ
ロゼ・ダンジュ/レ・ジャルダン・ド・ラ・レーヌ

濃く鮮やかなサーモンピンク色。ラズベリー、チェリー、スグリの香りがする魅惑的なノーズ。スワリングするとフルーティな野生のイチゴとチェリーの香りを感じる。口当たりは柔らかく滑らかで酸味と小さな赤いベリーの香りが広がります。バランスが良く、レッドフルーツの甘さで爽やかな余韻が長く続きます。

DATA

品種/グロロー75%、ガメイ25%
地域/ロワール渓谷のトゥールとナントの間に位置する。
醸造・醸成/除梗したブドウを香り豊かなロゼワインを造るため短く数時間のマセラシオン後、低温でアルコール発酵、ワインをタンクで冷却して発酵を止めて残留糖分を残す。
土壌/片岩を含む石灰岩。
気候/海洋性気候、穏やかで温暖。寒暖の差が少ない。

希望小売価格/2,530円(税込) 輸入元/国分グループ本社

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