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Don Sattoniの美味礼賛 Dish.03

終わりなき“食の冒険家”Don Sattoniさんが培ったグルメ勘、独自の情報網、絶対味覚から
このお店の「美味しい」は何か、その深淵を毎回考察します。

竜王のような存在になりたい

梅屋敷の商店街にある噂の「ひなり竜王」を遅まきながら初訪。実はコチラ、実力店「中華そば和渦TOKYO」の4thブランド。岩中ポークの低温調理チャーシュー、信玄鶏のモモ肉、ネギ、細切りメンマなどのトッピングが品良く盛り付けられ、ビジュアル的にも素晴らしい。スープはトッピングの肉として使われている岩中ポークと信玄鶏に加え、天然真昆布、椎茸、香味野菜を素材ごとに最適なうま味抽出時間を計算しながら炊き上げたものなんだとか。麺はスープに競り負けず存在感を示す自家製麺。「ひなり竜王」という屋号は、「将棋の飛車のように真っ直ぐにラーメンづくりに取り組み、やがて数多くの人々に愛される竜王のような存在になりたい」という想いが込められたもの。いやいやとんでもない噂通りのラーメン店に出会えました。今年の自分ラーメンランキングで完全に1位となった絶品。おススメです。

DATA
らーめん亭 ひなり竜王
住所/東京都大田区大森中2丁目14−17
営業時間/11:00〜14:30、18:00〜20:30(売り切れ時閉店)日曜定休

定休日/日曜日

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Don Sattoni

Don Sattoni

終わりなき“食の冒険家”

大学を卒業後、マーケティングや商品開発に始まり、自身の事業会社を東証に上場させる。その後、海外での会社経営、投資、サッカーチームのオーナー等、グローバルに活躍する。服飾関連会社の相談役も長年務め、とりわけイタリア製布地や時計の知識については右に出るものはいない。 食材へのオブセッションが高じて、オリーブオイルなどの食材を販売する輸入会社も設立。器好きでもあり、この分野でも作家とのコラボレーションを展開し、ショップのオーナーでもある。一番ハマっている趣味は魚釣りで、季節が変わる毎に、魚を追って全国津々浦々の港を漁師と回る。料理の腕は、プロも顔負け。 現在は、ロンドンと東京の二拠点生活を楽しむ。

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