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A.O.C.デュシェ・デュゼ(Duché d’Uzès)

A.O.C.デュシェ・デュゼ(Duché d’Uzès)

デュシェ・デュゼは、アヴィニョンの左側、ローヌ渓谷地域の最南西、ラングドックの端に位置する南フランスのローヌワイン産地にあるAOC の名称。フランスがヴァン・ド・ペイ制度からユーロ全体の新しいIGP制度に移行したため、ヴァレ・デュ・ローヌ最西端のローヌのアペラシオンの中ではヴァン・ド・ペイの地位から2013年にAOCに認定された最も若いもののひとつ。ブドウ畑の面積は307ヘクタールでジゴンダスやラストーの1000ヘクタール以上と比べると少ないが、コルナスやコート・ロティの110ヘクタールと比べると多い。37の独立系ワイン生産者と6つのワイナリーが年間約150万本のワインを生産しており、その57%が赤ワイン、18%がロゼ、26%が辛口の白ワイン。(※データは2018年時点)

主な品種は近隣の他の地域と同様に、グルナッシュとシラーが主な赤ブドウ品種。他にはカリニャン、サンソー、ムールヴェードル。白ワインはルーサンヌ、ヴィオニエ、シャルドネなどの品種から作られます。赤ワインはグルナッシュとシラーでブレンドの70%を占める必要がある。
ワイン生産者の3分の2は、自然に近い形でワイン造りを行っている(有機栽培、ビオディナミ、有機転換など)。

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デュシェ・デュゼ エリタージュ

ローヌ渓谷の南部、ユゼスの町の西側に広がるテロワール。エチケットのナンバー「N 296」は2020年ヴィンテージを指し、今後N300が登場するのは2024年ヴィンテージでB&G300周年というB&Gのアニバーサリー年を示します。新ビンテージを刻む特別キュベでもあるわけです。
外見は力強いルビー色。香りは黒コショウの香りに加え、スパイスと赤い果実のフレーバーが感じられます。煙、バニラ、シガー、チェリー、プラム、ラズベリージャムなど多彩なニュアンスはまさに南ローヌの赤ワインの典型といえます。バランスが良く、調和のとれたテクスチャー。フルーティーでスパイシーな余韻が長く続きます。合わせる素材は牛フィレ肉や仔羊をハーブなどでロースト、マッシュルームと鶏肉、濃厚なチーズ、スパイシーな料理、ダークチョコレートベースのデザートなども◎。

DATA

A.O.C.デュシェ・デュゼ
品種/シラー、グルナッシュ
ワイン醸造/コンクリートタンクで長時間浸漬
熟成: シラーの果実味とフィネスを保つため6 か月間オークと接触。
土壌/粘土質と石灰岩
気候/地中海性気候で、気温が高く、日中は抜群の太陽が降り注ぎ、夜はさわやかで、シラー品種のブドウに理想的な環境。
希望小売価格/2,860円(税抜)
輸入元/国分グループ本社
2023年10月31日全国発売開始

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