お酒を自由に楽しみ、セレンディピティな出会いを

WINE

田崎真也さん、森覚さんが語るE.ギガル 貴重な動画公開中

~ギガル「三姉妹」に、第4の妹が誕生 その背景がわかる日本最速紹介動画~

文/山田 靖

田崎真也さん、森覚さんが語る「ラ・レナルド」とコート・デュ・ローヌ ロゼ

ローヌワインを語るうえで、決して外すことのできない名門、E.ギガル。

なかでも、コート・ロティの単一畑から生み出される「ラ・ムーリーヌ」「ラ・テュルク」「ラ・ランドンヌ」は、“ギガルの三姉妹”として世界のワイン愛好家から特別な敬意を集めてきた。

その伝説的な三姉妹に、新たな妹が加わる。

名前は、「ラ・レナルド」。

2022年をファースト・ヴィンテージとする、ギガルの新しいコート・ロティだ。日本での正式な発売日はまだ決まっておらず、現在発表されているのは「今秋」の予定のみ。その発売に先駆けて行われた日本での御披露目の場で、「ラ・レナルド」誕生の背景を解説したのが田崎真也さんである。

Why not?マガジンのYouTubeチャンネルでは、田崎さんが語るギガルとの深い関係、新たな姉妹「ラ・レナルド」、そして森覚さんとともにテイスティングする「E.ギガル コート・デュ・ローヌ ロゼ」の魅力を紹介する。

希少な銘醸ワインの物語と、日常の食卓で楽しみたいロゼワイン。ギガルが持つ二つの表情を、一度に味わえる動画となっている。

なぜ「ギガル」を田崎真也さんが語るのか

今回の「ラ・レナルド」御披露目では、当初、マルセル・ギガル氏が来日し、自ら新しいワインを紹介する予定だった。しかし、急遽来日がかなわなくなり、長年にわたりマルセル氏と親交を重ねてきた田崎真也さんが、その役目を引き受けることになった。

「ギガルを語るなら、田崎真也さんほどふさわしい人はいない」。

動画を見ると、そう感じる理由がよく分かる。

19歳で渡ったフランスでギガルのワインと出合ったこと。その後、日本におけるギガルの輸入に自ら関わったこと。そして、ギガル家との交流を長年にわたり続けてきたこと。

単に著名なソムリエとして解説するのではなく、田崎さん自身のワイン人生のなかに、ギガルとの物語がある。

若き日のフランスでの出合いから、日本でギガルが知られていくまでのエピソードは、田崎さんの言葉だからこそ聞くことのできる、本動画の大きな見どころだ。

三姉妹から「LALA’S®」へ。4つのクリュと4世代

「ラ・レナルド」の登場によって、これまでの三姉妹は、新たに4つのクリュからなる「LALA’S®」として位置づけられることになった。


ラ・ムーリーヌ、ラ・テュルク、ラ・ランドンヌ、そしてラ・レナルド。

すべてのキュヴェ名が「La」から始まることに由来する呼称だが、そこにはギガル家の4世代の歩みも重ねられている。

初代エティエンヌ・ギガルの夢を象徴するラ・ムーリーヌ。
2代目マルセルの先見性を示すラ・テュルク。
3代目フィリップの誕生と結びつくラ・ランドンヌ。
そして、4代目となる双子、シャルルとエティエンヌの誕生を祝って構想されたラ・レナルド。

ラ・レナルドは、既存の名声あるシリーズに加えられた新商品というだけではない。ギガル家が世代を超えて受け継いできた、コート・ロティへの取り組みの新しい章を示すワインでもある。

なぜ、三姉妹に第4の姉妹が加わることになったのか。
そして、それぞれのワインには、どのような家族と畑の物語があるのか。

田崎さんの解説は、ギガルをよく知る人にとっても、初めてその名に触れる人にとっても、コート・ロティという特別な産地への興味を広げてくれる。

「ラ・レナルド」の詳しい味わいや全貌については、日本での発売が予定される今秋に、Why not?マガジンで改めて紹介する予定だ。

まずは、田崎さんが語る“新たな姉妹誕生の物語”を動画で聞いてほしい。

森覚さんと田崎真也さんが語る、ギガルのロゼ

動画のもうひとつの主役が、「E.ギガル コート・デュ・ローヌ ロゼ」である。

世界的な銘醸ワインで知られるギガルだが、その哲学とローヌらしさを、より身近に楽しめる一本がこのロゼだ。

使用されるブドウは、グルナッシュ70%、サンソー20%、シラー10%。それぞれを別々に醸造した後、アッサンブラージュして仕上げられる。

テイスティングを行うのは、日本を代表する二人のソムリエ、森覚さんと田崎真也さん。

森さんが色調を表現する際に選んだのは、「サーモンピンク」ではなく、「夕陽色」という言葉だった。

夕暮れ時の光を思わせる鮮やかな色合い。フランボワーズやクランベリー、アセロラのような赤い果実に、ピンクのバラやピンクペッパーを思わせるニュアンス。まろやかでジューシーな果実味から、後半にはスパイス感と爽やかな余韻が現れる。

森さんは、味わいだけでなく、ワインの温度についても解説する。

冷やしすぎると、ワインが持つスパイス感が苦味として強く出てしまう。おすすめは10度ほど。ロゼワインをおいしく飲むための具体的なヒントも、動画で確かめてほしい。

新たな伝説と、今日の食卓をつなぐ一本

約40年ぶりに加わった新しい姉妹「ラ・レナルド」と、気負わず家庭料理と楽しめる「コート・デュ・ローヌ ロゼ」。

ワイン名はレナール川(Ruisseau du Reynard)に由来。レナール川はアペラシオンにとって重要な地理的要素であり、コート・ロティを象徴する2つの地区――コート・ブリュンヌ(Côte Brune)とコート・ブロンド(Côte Blonde)――を隔てる自然の境界線。その構想は2010年に始まり、フィリップとエヴ夫妻の子供たち、双子のシャルルとエティエンヌによって代表される、ギガル家4代目の登場を祝うもので、コート・ロティの斜面を知り尽くした深い理解に支えられた、ワイン造りの結晶だ。日本発売は今秋を予定。

一見すると対照的な二つのワインだが、どちらにも共通しているのは、ローヌという土地の個性を丁寧に表現しようとするギガルの姿勢である。

動画では、田崎真也さんとギガルの知られざる関係、三姉妹から「LALA’S®」へとつながる物語、そして森覚さんと田崎さんによるロゼワインのテイスティングと楽しみ方が語られる。

ワインのスペックを知るだけでは出合えない、人と土地、家族、時間の物語。

新しい伝説の始まりを知り、今夜の食卓でロゼを開けたくなる。そんな動画を、ぜひご覧いただきたい。

掲載動画

田崎真也さん、森覚さんが語るE.ギガル
~コート・デュ・ローヌ ロゼ~
~新・姉妹「ラ・レナルド」を日本最速御披露目~

https://youtu.be/uJloePKFJ_Q

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
山田_yamada 靖_yasushi

Why not?マガジン編集長。長くオールドメディアで編集を担当して得たものをデジタルメディアで形造りたい。座右の銘は「立って半畳、寝て一畳」。猫馬鹿。年一でインドネシア・バリのバカンスはもはやルーティン。

  1. 田崎真也さん、森覚さんが語るE.ギガル 貴重な動画公開中

  2. 50年を超える歴史が、いま動き出す。ポンジー・ヴィンヤーズ、2024年から始まる新章

  3. 猛暑の夏に飲みたい白ワインは、やっぱりシャブリだ

RECOMMEND

RELATED

PAGE TOP